140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

ゴオォォォォォォ!!!!
ダダダダダダダダダダッ!!!!


「やだ!無理!もう無理だから!起きる!」


すぐ近くのプルメリアの木が攻撃を浴びて、枝も花も砕け落ちる。

甘い香りは一瞬にして花火の後みたいな煙臭さに変わってしまった。


それと同時に。



誰かに腕を強く掴まれて、あたしは茂みに引き込まれた。


「!」

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