140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

その男の人は、あたしを少し不思議なものを見るような目で見ていたけど、誠実そうな真っ直ぐの眼差しで謝ってきた。



優しそうな、柔らかい声。

薄暗くてよく見えないけど、彫りの深い整った輪郭。

痩せてそうなのに、筋肉質っぽい。


軍服だ…軍隊、は今の日本にはないはずだから、やっぱり夢?

にしてはリアル。


でも赤い髪って。
普通に茶髪なだけだよ…

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