1から10までの法則


「どぉした?着いたぞ!」

ゲンに声を掛けられた。


「あっ!うん!」

慌てて鞄から鍵を出した。


玄関に入ると、ゲンに抱き締められた。


「ん?ゲン?」


ゲンの表情がわからない。
ギュッと抱き締めてくれる。

フッとゲンの顔があたしの前で止まって、ゲンの唇とあたしの唇が軽く重なった。







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