【短編】キミと歩く帰り道。



喫茶店を出ると、雪が降っていた。


「話聞いてくれてありがとう」


「全然。また何かあれば、いつでも言ってよ」


「ありがとう。いつも感謝してます」


そう言ってほほ笑む優菜ちゃんは本当にかわいい。


ピンク色に染まる頬を、うっかり触ってしまいそうになる。



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