再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
2.悪夢から覚める日
~松嶋菜莉side~
あーもう…またかたまった…
最近PCの調子が悪い。
バックアップ…ちゃんとしとかなきゃ…
PCの電源ボタンを長押しし、強制再起動する。
もうほんと…業務止まりまくりだし…
再起動を待つ間、仕方なく、ドリンクコーナーへコーヒーを買いに行った。
それで、ほっこりコーヒー飲んでたら斉田くんがコーヒーを買いにやってきた。
「松嶋さん。」
「あ、斉田くん。昨日ごめんね。なんか送ってもらったのに…」
昨日は土曜日、先輩と別れてマンションの扉を開けたところで、斉田くんからLINEが来てることに気づいて…
『映画…明日どうかな?』
ってお誘いだった。
先輩のとこに女の人来ててなんだかんだショック受けてたわたしはたぶん勢いで、
『いくー』
と返事してた。
「いや…いいよ。俺が勝手に送っただけだし…。それよりさ…久世さんと付き合ってるの?」
あ、やっぱそうなるよね…
「いや。そういうわけでは…ないんだけどね。昔の知り合いっていうか…高校同じで…」
「え?そうなの?」
「うん。」
「そっか…だから仲いいんだ…。」
なんとなく納得したらしい斉田くんはコーヒー片手にすぐ出なきゃなんないしって戻っていった。
あーもう…またかたまった…
最近PCの調子が悪い。
バックアップ…ちゃんとしとかなきゃ…
PCの電源ボタンを長押しし、強制再起動する。
もうほんと…業務止まりまくりだし…
再起動を待つ間、仕方なく、ドリンクコーナーへコーヒーを買いに行った。
それで、ほっこりコーヒー飲んでたら斉田くんがコーヒーを買いにやってきた。
「松嶋さん。」
「あ、斉田くん。昨日ごめんね。なんか送ってもらったのに…」
昨日は土曜日、先輩と別れてマンションの扉を開けたところで、斉田くんからLINEが来てることに気づいて…
『映画…明日どうかな?』
ってお誘いだった。
先輩のとこに女の人来ててなんだかんだショック受けてたわたしはたぶん勢いで、
『いくー』
と返事してた。
「いや…いいよ。俺が勝手に送っただけだし…。それよりさ…久世さんと付き合ってるの?」
あ、やっぱそうなるよね…
「いや。そういうわけでは…ないんだけどね。昔の知り合いっていうか…高校同じで…」
「え?そうなの?」
「うん。」
「そっか…だから仲いいんだ…。」
なんとなく納得したらしい斉田くんはコーヒー片手にすぐ出なきゃなんないしって戻っていった。