再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「松嶋さん!久世くんの席、案内してあげて!」
気づけば挨拶は終わっていて大森課長が大声でわたしに指示する声で我に返った。
女子たちがざわめいて久世先輩の周りに群がり、自己紹介や質問を始めたもんだから、大森課長はみんなをしっしと追いやる。
「皆さん。そういうことは業務時間外にお願いね。これから仕事だから。はい!席に戻る!」
課長の一声でみんなは口を尖らせつつも席に戻って行く。
「久世さん。じゃあ、説明しますので、こちらにお願いします。」
わたしが久世先輩を呼んだので、久世先輩はこちらにやってきた。
「菜莉がなんで、説明するの?」
ち、ちょっと…その呼び方。
「わたしが海外事業部1課の営業補佐なので。あと…わたしのことは苗字で呼んでもらえますか?」
「は?だって苗字変わってるかもしれないじゃん。俺ずっと会ってないから知らねーし。」
ち、ちょっと…何言ってんですか?先輩!
ここ会社ですよ!
それに。なんでそんな喧嘩腰みたいな口調?!
「ま、松嶋です!変わってませんから!」
思わず声が大きくなる…
と、ほかの社員がチラチラこちらを見てる。
ヤバイ…バレるとまたまずいことに…なっちゃう。
気づけば挨拶は終わっていて大森課長が大声でわたしに指示する声で我に返った。
女子たちがざわめいて久世先輩の周りに群がり、自己紹介や質問を始めたもんだから、大森課長はみんなをしっしと追いやる。
「皆さん。そういうことは業務時間外にお願いね。これから仕事だから。はい!席に戻る!」
課長の一声でみんなは口を尖らせつつも席に戻って行く。
「久世さん。じゃあ、説明しますので、こちらにお願いします。」
わたしが久世先輩を呼んだので、久世先輩はこちらにやってきた。
「菜莉がなんで、説明するの?」
ち、ちょっと…その呼び方。
「わたしが海外事業部1課の営業補佐なので。あと…わたしのことは苗字で呼んでもらえますか?」
「は?だって苗字変わってるかもしれないじゃん。俺ずっと会ってないから知らねーし。」
ち、ちょっと…何言ってんですか?先輩!
ここ会社ですよ!
それに。なんでそんな喧嘩腰みたいな口調?!
「ま、松嶋です!変わってませんから!」
思わず声が大きくなる…
と、ほかの社員がチラチラこちらを見てる。
ヤバイ…バレるとまたまずいことに…なっちゃう。