再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「そ。で、何から説明してくれるの?菜莉。」

ちょっと…!

「ちょっと先輩こっちきてください!スマホ取りに行きますから。」


ここを去るしかない…

そして、先輩が後ろからついてきてることを確認しながら、地下へ…
そして備品室へ。


バタンと閉めると、先輩の方を向いた。

「あのっ!」

「何?」

あらためて正面から先輩を見て…いい男ぶりにクラクラしそうになる。

180cmを超える高身長にスラッとした長い足。そして小さな顔。
くっきり二重のアーモンド形の目と通った鼻筋にふわっとした黒髪。

そして…高校の時にはなかった男の色気というか…そういうのが一層…いい男ぶりに磨きをかけている…。

けれど見惚れてるわけにはいかない。
ちゃんと言うこと言わないと…。

わたしは小さな深呼吸をした。

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