再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
あ…先輩…
こんなに、近くにこないで…

けど…周り見たらもうほとんど人いなくて…
手伝ってくれるといった先輩に甘えてしまった…

だから…お礼はちゃんとしなきゃ…

帰りにご飯くらい…奢らないと…

だから…先輩誘ってみた。

けど…近づかないようにしてたのに…こんなに近くに先輩がいて…
その上、明日マンションに来てごはん作ってほしい的なこと匂わされて…
今日はラーメンおごってやるとか…

さらに昔みたいにスタスタ先を歩く先輩を見てたら…
もう…抑えてたものは、どこかにぶっ飛んでいったみたいだ。

「待って。」

気付いたら先輩のスーツの裾をギュッって掴んでた。

「先輩…置いてかないで…」


もう…抑えられない…気持ちが溢れてくる…



先輩が…好き…。


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