再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
◇
雨…
先輩は月曜日の朝まで帰してくれなくて…ずっと2人で過ごした。
朝あわててマンション戻って、服だけ着替えて、出勤…
その日は朝から雨だった。
PC業者のSEさん、島田くんが10時頃やってきた。
「ごめんねー。松嶋さん。雨で電車遅れてて。遅くなっちゃって。」
「いえいえ。Excel入力してあるんで、お願いしますね。」
どんどん馴れ馴れしくなってるなとか…思いながら…
業務をこなす。
けど、また島田くんがわたしのPC占領してるから、PCさわれないし…もう…
結局PCにデータ移行できたのは昼頃で、島田くんにお礼を言ってたら、なんだか、サッと紙を渡してきた。
「ねぇ。今度ご飯行こうよ。」
紙見たらLINE ID。
「え?いや…それは…困ります!」
「なんで?今回迷惑かけたしさ。おごるよ。」
しつこい…
思ってたら、わたしの後ろから長い指がもらった紙をヒョイと奪った。
雨…
先輩は月曜日の朝まで帰してくれなくて…ずっと2人で過ごした。
朝あわててマンション戻って、服だけ着替えて、出勤…
その日は朝から雨だった。
PC業者のSEさん、島田くんが10時頃やってきた。
「ごめんねー。松嶋さん。雨で電車遅れてて。遅くなっちゃって。」
「いえいえ。Excel入力してあるんで、お願いしますね。」
どんどん馴れ馴れしくなってるなとか…思いながら…
業務をこなす。
けど、また島田くんがわたしのPC占領してるから、PCさわれないし…もう…
結局PCにデータ移行できたのは昼頃で、島田くんにお礼を言ってたら、なんだか、サッと紙を渡してきた。
「ねぇ。今度ご飯行こうよ。」
紙見たらLINE ID。
「え?いや…それは…困ります!」
「なんで?今回迷惑かけたしさ。おごるよ。」
しつこい…
思ってたら、わたしの後ろから長い指がもらった紙をヒョイと奪った。