再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「こういうのやめてくれるかな?島田くん?」

先輩だ…。

「え?あ…」

「コイツ…俺のなんで…。」

「え?マジすか?す、みません。」

タジタジの島田くんは、ペコペコ頭下げるとそそくさと荷物まとめて帰って行く。

わたしはといえば、島田くんより社内!
昼休み入ってほとんど席にいなかったから良かったけど…

「先輩っ!」

小さめの声で…

「誰かに聞かれたらどうするんですかっ!」

「聞かれて困ることなんてねーし。だって事実だもん。」

事実って…いっても…ねぇ。


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