天然美女との過ごし方（仮）

芽生side

大学終わり海斗と一緒に住んでいるマンションに帰ってる途中見覚えのあるちっちゃい女の子を見つけた

ちっちゃい女の子って言っても高校生

とってもかわいい妹みたいな存在

海斗と結婚したら妹だもんね

『さーくーらちゃん！』

『わっ！芽生さんだ！』

そっ、ちっちゃい女の子っていうのは海斗の妹桜ちゃんだったんだ

『どしたの、そんな涙流して』

ちっちゃな壊れ物に話しかけるように声をかけた

桜ちゃんは溜め込む習性がある

大丈夫ってきっと言う

でも桜ちゃんは大丈夫って我慢する子

だからゆっくり聞いてあげるんだ

『大丈夫だよ』

ほらね、やっぱり大丈夫って言った

でもね……

『桜ちゃん、お家おいで！寄り道！』

『え、でもうみにぃと芽生さんに悪いから……』

『海斗はまだ講義残ってて帰ってこないから私暇だったの！それに美味しい紅茶買ったのがあるから一緒に飲も？』

『じゃあ、お邪魔します』

ここは外だったからとりあえずゆっくり話せるようにマンションに来てもらうことにした