向日葵のような君へ~前編~
IN病院―――

とうとうここに来てしまった。

俺は…手術をすることに決めた。

なんでか?

それは俺前に言われたんだよな、美月に、

『サッカーしてる姿が好きだ』って

結局、俺の考えを決めるのはいつも美月の存在なんだよな。

俺、やっぱり美月が好きだ。

でもだからこそ俺は美月には言わない。

あいつにはいつも笑顔でいて欲しい。

余計な心配をかけたくない…

だからごめん。

美月。俺は君に1つ秘密を作ります。
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