向日葵のような君へ~前編~
美月「分かるわけない!!!!!

智也はいつもそう。
信じとけって言うだけ言っといて私に本当の事を何も言ってくれない。

結局私はただ待つことしか出来ない。それなのに智也の全部をどうやって知るって言うのよ!

その感じだと陽菜は知ってるんでしょ?
なんで彼女の私には言えないのに陽菜に言えるの?

私じゃ不安なの?私じゃ頼りないの?」

私は気持ちが爆発した。

智也「違う!」

智也は急に大声を出した。

智也「それは本当に悪いと思っている。けど、お前が頼りないとかじゃない。
俺はお前に心配をかけたくない。俺はお前が笑ってくれたらいいんだよ。」

美月「もぉ、やめてよ。」

陽菜「きぃ、智也は美月に笑ってほしいから1人で背負い込む事を決めたの。

私はそれに気づいた。智也を支えないとって思ったの。智也は何も悪くないんだよ…」

美月「だからこそ!

智也が辛くて苦しいからこそ私は頼って欲しかったんだよ。

私は智也の''彼女''でしょ?」

そう言って私は駆け出した。
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