向日葵のような君へ~前編~
すると

友人「あっきぃ。智也君と別れたってほんと?」

美月「えっ、なんで?」

友人「なんか噂になってるよー。
最近一緒に見ないって。それに仲良し4人組もおかしいし、なんかあった?」

美月「ううん。特に何もないけど…」

友人「そう?ならいいんだけど…

あっ、そうそう!智也君といったら!今日か
らサッカー復活したらしいよ」

美月「えっ!?そうなの?」

友人「そうだよ!だからファンの子達が大騒ぎ。ほら!あれみなよ」

美月「あの軍団って智也のファンの子達だったんだね…」

友人「さすがモテ男って感じだねー笑笑

でも智也君なんであんなに休んでたんだろ?きぃ知ってる?」

美月「ううん、知らないや。」

友人「えっ、知らないの!?彼女なのに!?」

美月「うん…知らないや。
ごめんね、今急いでるから、バイバイ」

友人「えっ、ちょっときぃー!」

嘘ついちゃった。

少し罪悪感はあるけど…

あの場にいたらまた余計な事を考えちゃう気がした。
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