向日葵のような君へ~前編~
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
ふぁぁ。もうお昼か…

お腹ぺこぺこだよ…

お弁当を食べようと荷物をゴソゴソしていると

光琉「おーい、美月ちょっと来てー」

光琉から呼び出しがかかってしまった

美月「どったの?」

光琉「いいから、中庭行くぞ」

そう言って私たちは中庭に来た。

光琉「美月、お前あのこと陽菜に話してないのか?」

美月「あのことって?」

光琉「とぼけんなよ…わかってるだろ!」

美月「……」

光琉「美月……」

美月「話してないよ…」

あのこととは…手紙のことじゃない。

私の過去のことだ。
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