向日葵のような君へ~前編~
チームメイトの6年生に私は

『負けたのはお前のせいだ!ふざけんな!』

『お前を信じてた俺らがバカだった。

光琉だけのプレーの方が良かった。

お前知ってた?

俺たちの間でお前はこう言われてるんだぜ…
美月は光琉のお荷物って』

もちろんチームメイトだって私がファールを受けているのは知っていた。

でもどうしても優勝したかったのだ。

だからみんな私を責めた。

私もその通りだと思う。

私が弱いから、たかがファールなんかでいつものプレーが出来なかったんだって今でも思ってる…

でも信じてた、大好きなチームメイトに裏切られるのはキツかった…

それで私はもうサッカーをする事はできなかった

私はサッカーをするのはもちろん、見ることさえもトラウマなのだ。
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