向日葵のような君へ~前編~
はぁはぁ…ここは観客席だ。

だから美月はきっとここにいるはずだ。

玲奈「あっ、智也!光琉君は?」

智也「玲奈か…光琉?光琉は打ち上げ」

玲奈「えぇー。なんで智也はいるのよ!」

智也「悪かったな、俺がいて。」

玲奈「それより打ち上げの店知ってるの?」

智也「うん。〇〇店だけど」

玲奈「ありがとう。私光琉君のとのに行ってくるねー!」

嵐の様に玲奈は去っていった。

梨沙「それより、急いでたっぽいけどいいの?」

智也「あっ!そうだった!なあ、梨沙。美月見てないか?」

梨沙「えっ、美月?ううん。見てないけど。」

智也「そっか。わかった。じゃ!」

梨沙「待って!!」

梨沙が俺の袖を掴んだ。
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