向日葵のような君へ~前編~
なにかあったのだろうか?

智也「どうした?」

梨沙「美月のとこにいくの?」

智也「あぁ。約束してるからな。」

梨沙「智也は美月のことまだ好きなの?」

智也「当たり前だろ。あいつは俺の自慢の彼女だ。」

梨沙「ふーん。そっか。」

智也「もう、いいか?」

梨沙「待って!これで最後!」

智也「なに?」

梨沙「美月はきっと今日来てないよ。」

智也「なそんな訳ないだろ。」

梨沙「だって、美月言ってた。智也のこともう好きじゃないって」

智也「……嘘だ!」

梨沙「私は智也の為を、思って言うね、今日は私と帰ろ?美月のとこには行かないで」

梨沙が言っていることは本当なのだろうか。

梨沙は俺の為に練習とかにも付き合ってくれる良い奴だ。

梨沙が嘘をつくはずがない。
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