向日葵のような君へ~前編~
陽菜「きぃが最近おかしいのは分かるよね?」

光琉・智也「あぁ。」

陽菜「でもそれが何故かは知らない。光琉でさえも…」

光琉「あいつは過去のこともあって人に頼らない。
だから今も自分で抱え込んでる。」

智也「原因が分からないと何も出来ないよな…」

俺達は悩んだ。

美月が今何に苦しんでいるのか。

何故、智也の元へ行かなかったのか。

それが全く分からなかった。

なんて情けないんだろう…

智也「俺は…美月のこと何も知らないんだな…」

と、智也が言った。

その言葉は今ここにいる3人、誰もがそう思っていた。

俺は一体今まで美月の何を。見ていたのだろう…
< 166 / 356 >

この作品をシェア

pagetop