向日葵のような君へ~前編~

光琉side

季節はすっかり秋になった。

夏休みは3人とも美月と遊べずどうするかと少し悩んでいた今日この頃

ガラガラと教室の扉を開けて目に映ったのは1人で勉強している美月。

『美月を支える』

そう3人で誓った。

だから俺は早速行動に移した。

うわぁ…めちゃくちゃ緊張する…

俺今まであいつとどう話してたかな。

すると、智也が『行ってこい』

そう囁いた。

本当は彼氏であるあいつが行きたいはずなんだ。

でも智也は誰よりも美月のことを考えているからこそ、俺に行けと言った。

お前の気持ちを無駄にしない。
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