向日葵のような君へ~前編~

智也side

光琉はあのあと本当に美月の帰りをつけ美月と話をし、上手くいったらしい

それからというものの、光琉は美月とよく一緒にいるようになった

初めこそまだ美月が戸惑い無視をしたりしていたが、今では前のように仲良くなっていた

美月のあの笑顔が少しずつではあるが戻ってきているのだ。

俺はそれが本当に嬉しかった。

今もあいつらは2人だけの世界でとても仲良く話している

そんな様子を見ていると…

陽菜「いいの?」

陽菜が話しかけてきた。

智也「何がだよ」

陽菜が何を言いたいのかはわかっていた。

でも敢えて知らない振りをした

陽菜「何がって分かってるんでしょ笑笑

いいの?光琉にヤキモチ妬かないの?」

智也「まぁな。そりゃ妬くのは妬くよ。
ただ、あいつの顔見てみろよ」
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