向日葵のような君へ~前編~
美月「私ねサッカーが好き。大好き。
光琉とか智也の姿を見たら尚更そう思った。

なんであの時逃げたんだろう?
どうして私サッカーやめたんだろ…

智也と付き合ってからずっと悩んでた
後悔してた

でもね…やっぱり怖かった。

家でボール触ろうとしてもダメだった…
どこからか声がするんだ。

『お前のせいだ』

って。

怖いからそれが理由でずっと逃げてた…
何も言わない光琉に甘えてた…

でもサッカーには関わっていたかったからマネージャーになろうかななんてことも考えてた…

でもね…いざ1人になると色々考えちゃった。

自分と向き合って見たの…

でも行きつく答えは同じで…

マネージャーなんかでいいの?

サッカーしなくていいの?って…

私はサッカーが大好き

この気持ちに嘘つく事ができなかった。

だからさ、私高校は女子サッカー部があるとこに行こうと思ってる」
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