向日葵のような君へ~前編~
やっと言えた。

心に隠してたこと…

今まで下向いて話してたから光琉の顔がわかんないや

そう思い光琉を見ると…

美月「えっ?」

光琉はポロポロと涙を流していた。

光琉「……グス…グス」

美月「光る?」

光琉「俺さずっとこの日を待ってたんだ。
俺長いことサッカーしてるけどお前以外のパートナーが中々見つからなくて…

智也と出会ってもやっぱり美月がいいってずっと思ってた。

お前の心はずっと傷ついてて…

俺だけがサッカーしてて良かったのかなって悩んでたんだ…

俺は美月のサッカーしてる姿が好きだから

でも、サッカーにあそこまでトラウマを抱えてたから…

俺は何も言えなくて…

だから…お前がそう言ってくれるのずっと心のどこかで待ってたんだ。」

初めて聞く光琉の本音に私は涙が出た。
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