向日葵のような君へ~前編~
放課後―――

智也「光琉、行くぞ」

光琉「ちょっと待って」

そう言って光琉は美月の元へ行った

胸が傷んだのを俺は気づかない振りをした

光琉「美月、俺今日遅くなるから先公園に言いってて。」

美月「分かった」

今日もどうやらサッカーをするらしい

光琉「悪いな。待たせた」

智也「最近どうだ?」

光琉「少しずつではあるが元の美月に戻ってきてるかな…
ただ未だに原因が分からない」

智也「そっか…なんか変わったこととかないのか?」

光琉「うーん…あっ!なんか美月最近やたらと俺がなくなった物とかを聞いてくるんだよな」

智也「美月が?」

光琉「そうそう。でもそれがどうしたんだって聞いてもなんでもないって言ってくるんだよな」

智也「そっか…」

そこからは無言だった
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