向日葵のような君へ~前編~
ガラガラ―――

先生「やぁ、美月ちゃん。久しぶりだね」

美月「先生…」

この先生は私があの事件の時もお世話になった先生だ

(ちなみに智也の担当医でもあったよ。これは美月も智也も知らないこと)

美月「先生、私の足力が入らないんですけど…」

そういうとお母さんは目が潤み先生は苦虫を潰したような顔をした

美月「先生?」

先生「美月ちゃん…あのね、君は頭の損傷が酷かった。

手術は成功したけど…後遺症が残るんだ」

私は眠っている間に手術が行われていたことにも驚いたが…

美月「えっ?後遺症?」

後遺症が残った。この事実は私を闇へと突き落とす
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