向日葵のような君へ~前編~
智也side
俺は陽菜にとうとう言ってしまった。
陽菜なら信用できる。
陽菜は恩返しだとか変なことを言っていつも俺の相談に乗ってくれる。
だからこいつは俺の心友だ。
それに美月の親友でもある。
俺はもう1人で抱え込むのはしんどかった…
陽菜「なんできぃを突き放すような態度をとるの?
怪我=あんな態度をとる理由にはならないと思うんだけど…
むしろ、美月に支えてもらいたいんじゃないの?」
俺は陽菜の言葉の返答に悩んだ。
いや、答えは出ていたのだが…言いにくかった…
陽菜「おーい!聞いてる?急に黙らないでよ。
言っとくけど、事情を聞いてもきぃを傷付けてるのは許してないんだからね!」
ふっ…俺はこいつのこういうとこが好きだ。
(友達としてな!笑)
みんなに平等で事情を知ってもいつも通り接してくれる。
陽菜は優しいんだ…
だから俺は信頼している陽菜だからそ言うことにした。
智也「あのな…美月がサッカーしてたのは知ってるだろ?」
陽菜「うん」
智也「じゃあなんで今はしてないか知ってるか?」
陽菜「ううん、サッカーについて話そうとしたら何かと光琉とかきぃが話題を変えてくるの!
なんでかな?」
智也「実はな…」
俺は美月の過去を話した。
陽菜「何それ…酷い…
ってかなんで智也は知ってるの?美月から聞いたの?」
智也「いいや、あのことを知ってるのはここなら光琉くらいだろ…」
陽菜「ならなんで…」
智也「あいつは、いや、あいつら2人のコンビプレーはサッカーをしてる奴らなら少しは名が通っていた。
それくらい有名だった。
だから美月も光琉もそれぞれ強豪中学に行くのだと誰もが思っていた。
もちろん俺もその1人だ。
けど…
美月と光琉はここに来た。
そりゃここはサッカー部は強いが光琉はここよりもっと強いJrYouthのチームを育成するような中学から誘われていた。
それをけってここに来た。
それはサッカーしてる奴ならありえない話なんだ。サッカーするやつなら絶対に行く。俺だって行く。でも光琉はここを選んだ。
それに美月に至っては女子サッカー部がここにはないのに来たんだぞ?
おかしいって思って前に理由を聞いたんだよ。そしたら、光琉…
『あいつが心配だから』
って答えた。」
陽菜「あいつって美月?」
智也「何も言わなかったが多分そうだ。だから俺は調べた。
そしたら美月の身に起こった事がネットに出ていた。
もちろん相手チームはその後問題になって美月には謝ったらしいが…あんなのであいつの心が癒えるわけない。」
陽菜「確かに…それで?」
智也「俺の今の状況を考えてみろ。俺は自分のせいではあるが足を故障した。
サッカーが少なくとも原因に関わっている。治るかも分からない。
そして試合に負けたのは間違いなく俺が足が痛いのに無理し続けて出たからた。
少しではあるが美月の過去と少し似てないか?」
陽菜「もしかして…」
智也「俺の今の状況こそ、あいつにとってトラウマなんじゃないか?
このことを知ったらあいつはどう思うんだろうか。
あの事がまだ乗り越えれてないからあいつは俺ら2人に言わない。
隠している。
それなのに俺のせいであのことを思い出して苦しくなるかもしれない…俺はそれが嫌だった。」
陽菜「……そんな。」
智也「だからお願いだ。あいつには言わないでくれ…」
陽菜「分かった…ただし条件がある!」
智也「?」
陽菜「1人で抱え込むのはやめて。何かあったら私に絶対言って!」
智也「!!!
お前…優しすぎんだろ…
ありがとう。」
あの時はこれが最善策だと思っていた。
でも…
俺はこの判断が間違っていたのかもしれない…
陽菜なら信用できる。
陽菜は恩返しだとか変なことを言っていつも俺の相談に乗ってくれる。
だからこいつは俺の心友だ。
それに美月の親友でもある。
俺はもう1人で抱え込むのはしんどかった…
陽菜「なんできぃを突き放すような態度をとるの?
怪我=あんな態度をとる理由にはならないと思うんだけど…
むしろ、美月に支えてもらいたいんじゃないの?」
俺は陽菜の言葉の返答に悩んだ。
いや、答えは出ていたのだが…言いにくかった…
陽菜「おーい!聞いてる?急に黙らないでよ。
言っとくけど、事情を聞いてもきぃを傷付けてるのは許してないんだからね!」
ふっ…俺はこいつのこういうとこが好きだ。
(友達としてな!笑)
みんなに平等で事情を知ってもいつも通り接してくれる。
陽菜は優しいんだ…
だから俺は信頼している陽菜だからそ言うことにした。
智也「あのな…美月がサッカーしてたのは知ってるだろ?」
陽菜「うん」
智也「じゃあなんで今はしてないか知ってるか?」
陽菜「ううん、サッカーについて話そうとしたら何かと光琉とかきぃが話題を変えてくるの!
なんでかな?」
智也「実はな…」
俺は美月の過去を話した。
陽菜「何それ…酷い…
ってかなんで智也は知ってるの?美月から聞いたの?」
智也「いいや、あのことを知ってるのはここなら光琉くらいだろ…」
陽菜「ならなんで…」
智也「あいつは、いや、あいつら2人のコンビプレーはサッカーをしてる奴らなら少しは名が通っていた。
それくらい有名だった。
だから美月も光琉もそれぞれ強豪中学に行くのだと誰もが思っていた。
もちろん俺もその1人だ。
けど…
美月と光琉はここに来た。
そりゃここはサッカー部は強いが光琉はここよりもっと強いJrYouthのチームを育成するような中学から誘われていた。
それをけってここに来た。
それはサッカーしてる奴ならありえない話なんだ。サッカーするやつなら絶対に行く。俺だって行く。でも光琉はここを選んだ。
それに美月に至っては女子サッカー部がここにはないのに来たんだぞ?
おかしいって思って前に理由を聞いたんだよ。そしたら、光琉…
『あいつが心配だから』
って答えた。」
陽菜「あいつって美月?」
智也「何も言わなかったが多分そうだ。だから俺は調べた。
そしたら美月の身に起こった事がネットに出ていた。
もちろん相手チームはその後問題になって美月には謝ったらしいが…あんなのであいつの心が癒えるわけない。」
陽菜「確かに…それで?」
智也「俺の今の状況を考えてみろ。俺は自分のせいではあるが足を故障した。
サッカーが少なくとも原因に関わっている。治るかも分からない。
そして試合に負けたのは間違いなく俺が足が痛いのに無理し続けて出たからた。
少しではあるが美月の過去と少し似てないか?」
陽菜「もしかして…」
智也「俺の今の状況こそ、あいつにとってトラウマなんじゃないか?
このことを知ったらあいつはどう思うんだろうか。
あの事がまだ乗り越えれてないからあいつは俺ら2人に言わない。
隠している。
それなのに俺のせいであのことを思い出して苦しくなるかもしれない…俺はそれが嫌だった。」
陽菜「……そんな。」
智也「だからお願いだ。あいつには言わないでくれ…」
陽菜「分かった…ただし条件がある!」
智也「?」
陽菜「1人で抱え込むのはやめて。何かあったら私に絶対言って!」
智也「!!!
お前…優しすぎんだろ…
ありがとう。」
あの時はこれが最善策だと思っていた。
でも…
俺はこの判断が間違っていたのかもしれない…