向日葵のような君へ~前編~
家―――

美月「お母さん相談があるんだけどいい?」

母「どうしたの?」

美月「私学校にもう行きたくないの…」

母「なんで?」

美月「それは…言えない…」

私が3人の前から存在を消せばきっと大丈夫

3人は幸せになれる

母「受験はどうするの?勉強は?」

美月「……」

母「美月、お母さんにも言えないの?」

美月「うん…」

母「そっか…なら理由は聞かない…
でもお母さん高校には行って欲しいの」

美月「でも私学校行きたくないの…」

母「なら、おばあちゃんん家にいって家庭教師をつける?

事情は足が疲れて少し休みたいってことにしておくから」

美月「お母さん…ごめんね…ありがとう」

母「美月が後悔しないならそうしなさい。

でもね逃げるばかりじゃ何も変わらないからね」
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