向日葵のような君へ~前編~

光琉side

あれから1ヶ月経ちもう12月だ

美月は突然学校に来なくなった

家へ尋ねてもお母さんしか出ない

理由を聞いてもただ

『おばあちゃんの家にいる』

としか言われない。

俺はどうすればいいのだろうか…

そして、監督にもそろそろ決断して欲しいと言われた…

俺は…東高校へ行きたい…

でも…美月の傍にいたい

恐らく智也も同じことを考えている…

美月は俺たちにとって大切な存在だ

だから簡単に選択肢を捨てられない…
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