向日葵のような君へ~前編~
母「美月、今暇?」

美月「うん。暇だけど」

母「なら、リハビリがてらそこの公園まで歩いたら?」

美月「なんで?」

母「時には外の空気を吸うことは大切よ。」

美月「そんなもん?」

母「うん!

公園まではそんな距離ないし足にも負担かからないし、いいリハビリコースじゃない!」

美月「お母さんがここまで言うの珍しいね」

母「そう?笑」

美月「うん。まぁお母さんの言うことは一理あるし…

行ってくるね。」

母「うん!行ってらっしゃい!」

私はその言葉を合図にゆっくり公園まで歩いた。

母「光琉君あとはよろしくね」

お母さんがそんなことを言っていたなんて私は知る由もなかった
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