向日葵のような君へ~前編~
俺も入口の方へ目を向けるとそこには1ヶ月ぶりの美月がいた

美月は気づく素振りも見せずトコトコと公園に入ってきた

美月はサッカーゴールの前に立った

美月はしばらくそこから動かなかった

俺達も声をかけることができなかった

美月を見つめていると不意に美月がこちらを向いた

美月は人影に気づいてはいるが誰がいるかはハッキリ分かっていないようだった
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