向日葵のような君へ~前編~
光琉「……なぁ、美月、お前は何に苦しんでるんだ?」

美月「……」

陽菜「きぃもう自分の心に蓋をしないで…」

智也「もう自分を自分で騙さないでくれ…」

智也と陽菜が悲痛な願いは公園に響いた

美月「私は…別に…蓋なんかしてない…」

陽菜・智也「美月(きぃ)…」

光琉「なぁ、美月、俺お前に何度も言ってるよな?

『俺はお前の側にいる』って。

今でもそれは思ってる」

美月「……」

美月は黙ったままだった。
< 292 / 356 >

この作品をシェア

pagetop