向日葵のような君へ~前編~
美月「でも、でもね…私ね…サッカーもう出来ないんだ…」

美月は小さな声で確かにそう言った…

えっ、サッカーが出来ない?

『しない』

じゃなくて、出来ない?

俺は訳分からず美月の顔をじっと見つめた

あとの2人も同じように顔に?を浮かべ美月を見つめていた…

美月「この前の階段でのことあったでしょ?

あれね…

実は『落ちた』んじゃなくて『落とされた』の…」

美月は衝撃的な事実を話した

美月「光琉のことどうやって解決しようって悩んでたら…勢いよく背中を押されたんだ

『ざまあ』っていう声と共に…

私ね1番上から落っこちちゃったから…頭の損傷が酷かったらしいの…」

そう言われ、頭に浮かんだのはあの大量の血の量…

そこからさらに美月は衝撃的なことを話す
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