向日葵のような君へ~前編~
美月「それでね私手術をしたらしいんだけど…

脳の損傷が酷くて後遺症が残るんだって…」

智也「後遺症って!」

美月「私ね、足に力が入らないの…

ずっと痺れた状態なんだ…」

陽菜「でも…リハビリをすれば!」

美月は静かに首を横に振り、こう言った

美月「リハビリをしてもサッカーは出来ないんだって。

リハビリをしてもせいぜい日常生活が送れるくらいにしか回復しないんだって…」

「私ね、もうサッカー出来ないんだ…」

美月は最後にそう言った。
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