向日葵のような君へ~前編~

美月side

私はもう我慢の限界だった。

私はみんなに抱きしめられながら沢山泣いた

あれからどれくらいたっただろう…

辺りは真っ暗だ

美月「もう大丈夫。ありがとう」

光琉「美月、もう大丈夫だよな?」

美月「うん!」

何が、大丈夫かって?そんなの全部だよ

みんな私の味方でいてくれる。こんなの最強じゃん!

大丈夫。私は1人じゃない。

陽菜「じゃあ帰ろっか。」

陽菜はそう言って私に手を差し伸べた

それは希望の道しるべだった

周りを見渡すと私の大好きな3つの笑顔が咲いていた。

私は悩むことなく陽菜の手をとった。

光琉「じゃあそろそろ帰るか」

私たちは公園の入口に向けて足を進めた

美月「……智也?」

でも智也は止まっていた。
< 307 / 356 >

この作品をシェア

pagetop