向日葵のような君へ~前編~

智也side

美月が打ち明けてくれた時から俺達は美月の側にずっと居た。

まだいじめは終わらないけど俺達は犯人を密かに探していた

中々しっぽを掴めないが…俺達は美月の笑顔を見るだけで力が出る。

だから諦めてなんかない

そして美月は俺達に『好きな高校へ行け』そう言った

自分は無理だからと…

そんな顔をして言う君は本当にずるいと思う

そんな顔して断れることが出来ないってことを君は知ってるくせに…

本当に君はずるくて優しい…

美月がサッカーを出来ないと知った時は驚いたし、辛かった

だからその分まで俺と光琉は頑張って行こうと思う。
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