向日葵のような君へ~前編~
決勝だから今までのようにいかないのは俺自身よく分かっていた事だった。だから負けたことに関しては俺は何も深く思わなかった

ましてや、試合中に2人にどんなことが起きていたかも知るよしがなかった。

俺の中学は女子も入部がOKだから、すぐ2人に声をかけて見ようと2人の元へ行こうとした

が、俺は目を疑ったよ。

あの女の子は瞳に色を映してなかった。

俺はそれに情けないことにビビってしまった。声がかけられなかったんだ。

俺は結局小迫にも声をかけられずじまいだった。
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