向日葵のような君へ~前編~
そして今日はいよいよ卒業式だ。

私は光琉と久しぶりに2人で登校した

美月「早いね。もう3年も経ったんだ」

光琉「ほんとだよな。時間の流れは本当に早いんだな。」

この通学路をこれで最後

そう思うと寂しかった。

美月「光琉、今まで本当にありがとうね」

光琉「おう」

美月「私の分までサッカー頑張ってね」

光琉「おう。」

美月「私も頑張るからね」

光琉「おう。美月も何かあったら我慢せず俺に言えよ?」

美月「うん、ありがとう」

光琉には感謝しかない。どれだけ光琉に救われただろうか。

光琉がいなかったらきっと智也とも陽菜ともこんなに仲良くなることはなかったんだろうな…
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