向日葵のような君へ~前編~
美月「智也!!!!」

智也は驚いたようにこちらを見た

智也と喋るのは別れたあの日以来だ

美月「智也…玲奈と梨沙の件ありがとうね。

さっき謝ってもらって私もきちんと話せれたよ…」

智也「そっか。良かった」

美月「……サッカー頑張ってね。」

智也「おう。美月も頑張れよ」

美月「うん…じゃあ、バイバイ」

智也「あぁ、じゃあな」

私達はきっともう会うことはないだろう。

これできっと最後だ。

それはきっと智也も分かってるだから、

『またね』なんて言わないよ。

じゃあね、智也、大好きだよ

私は智也の背中にそう語りかけた
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