向日葵のような君へ~前編~
放課後―――

あれ?

光琉の体操服までない。

なんで?

ロッカーに入れて洗って返そうって思ってたのに…

智也「美月?今日は一緒に帰るの無理だからごめん…」

美月「あっ、分かった。バイバイ」

智也「ん、また明日な」

とうとう一緒に帰らなくなったな…はぁ…

って今はそれどころじゃない!

光琉の服探さないと!!

ない…なんで?

えっ、もう完全下校の時間だ…

どうしよ…

光琉がせっかく貸してくれたのに。

私はもう泣きそうだった。
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