向日葵のような君へ~前編~
すると…

掃除を入れるロッカーにふと目がいった。

そう言えばここまだ見てなかったな…

あるわけないそう思って開けると…

バケツの中に無惨に入れられていた。

私はショックだった。

それと同時に鈍感な私もようやく気づいた。

これは手紙からの嫌がらせがエスカレートしてるんだと…

きっと私の体操服もその一環だったんだ。

でもなんで光琉のまで捨てるのよ…

光琉は関係ないじゃん!

ってか、私のはどこに行ったんだろ…

考えても分かるはずなく、下校時間も過ぎていたため私は光琉の服をもって家に帰った。


とうとうエスカレートしてしまった。

私はその事実に気づいた途端、学校に行く事が怖くなってしまった。

また何かされるのかな。

でも大丈夫!

あと1週間もしたら春休みだ!

学校にくる回数も減るんだもん。

大丈夫。
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