向日葵のような君へ~前編~

智也side

今目の前で彼女はとても楽しそうだ。

それは今にもジャンプしそうな勢いで

美月「あー!どこに行こー!午後からだから遠くには行けないし、うーん…」

智也「美月の行きたいとこに行こうな」

美月「ほんと?智也優しい!ありがとう!」

ありがとうだなんて俺は言われる価値なんかない。

俺はお前を傷つけてしかない。

今もこんなに喜んでいるのは久しぶりのデートだからだ。

ほっといてごめん…

でも手術まであと少しだから待っててくれ。
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