向日葵のような君へ~前編~
美月「智也?どうかした?」

智也「ううん、なんでも、それより決まった?」

美月「私達1年も付き合ってるのにプリとか撮ってないじゃん?だから撮りたいっておもって!」

智也「じゃあゲーセン行こうか!そのあとは?」

美月「智也の部屋でゆっくり過ごしたい。」

智也「俺の部屋?」

美月「うん。私あんま行ったことないし。」

智也「そうだっけ?汚くてもいいならいいけど…」

美月「えっ、いいの?やったー!」

智也「そんなに嬉しいのか?笑笑」

美月「だって、彼女って感じじゃん!」

そう言って彼女は満面の笑みを俺に向けた。

可愛くて思わず抱きしめたくなったが、ここは学校だ、我慢、我慢!

美月「はやく、終業式おわらないかなー!」

智也「そうだな」

俺は楽しみで楽しみで仕方なかった。
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