向日葵のような君へ~前編~
運命の日
智也side

今日はいよいよ手術の日だ。

今までチームメイトには言わずずっと休み続けた部活。

もうチームメイトの信頼は0だって分かってる。

これは自分が決めた道だ。

仕方ない。

でもこの手術を終え無事成功しフィールドに戻れるのなら俺はもう一度0から始めていきたいと思う。

サッカーのこともそうだが美月との関係もだ。

あー…やっぱ緊張するな。

やべぇ。

なんか変な汗出てるんだけど…

医者「智也君、時間だ。手術室へ移動するよ。心の準備はいいかい?」

智也「はい。お願いします。」

こうして俺の手術は美月にも光琉にも内緒で始まったのだ。
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