向日葵のような君へ~前編~
智也「美月なら大丈夫。俺のこと信じてくれるから。

あいつは強いから…ほっといても大丈夫。」

気づけば光琉にこんなことを言っていた…

それから何故かリバビリには集中出来なかった。

いや理由はわかってる…

陽菜も様子がおかしい。

陽菜「あんなこと言っちゃった。」

智也「陽菜は俺の事思って言ってくれたんだろ?ありがとう。」

陽菜「本当に私達この道を選んでよかったんだよね?間違ってないよね?」

智也「当たり前だろ。それよりはやくリバビリして復帰しないとな」

陽菜「そうだね。」

俺は自分の道が正しいと信じていた。

いや、信じるしかなかった。

きっと心のどっかではわかっているはずなのに、心に蓋をしたのだ…
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