一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
顔面を押さえて起き上がる彼をキッと睨みつけた。
「もう、匡どんな夢見てるの!ひょっとして長谷川さんと出来てるの?」
女に飽きて自分の秘書に手を出したのでは?
だって長谷川さんもイケメンだし、ふたり並ぶとなんだかBLの世界。
そんな想像をしていたら、匡が横で大笑いして私の頭をポンと叩く。
「長谷川と出来てるって……ないわ。お前、面白すぎ」
「だって、いつも匡の寝言は長谷川さん絡みだよ」
私の指摘に彼はもっともらしい言い訳をする。
「それは長谷川がいつも迎えに来るからだ。お前が来る前は、寝室まで起こしに来たし」
「ふーん」
そう返したが、やっぱり怪しいと思ってしまう。
「お前、もう七時過ぎてるけど、大学は大丈夫なのか?」
「今日は午後からなの。すぐに朝食作るね。匡が遅刻しちゃう」
ベッドを出て洗面所に向かい軽く身支度を整えると、キッチンに行って朝食を準備する。
「もう、匡どんな夢見てるの!ひょっとして長谷川さんと出来てるの?」
女に飽きて自分の秘書に手を出したのでは?
だって長谷川さんもイケメンだし、ふたり並ぶとなんだかBLの世界。
そんな想像をしていたら、匡が横で大笑いして私の頭をポンと叩く。
「長谷川と出来てるって……ないわ。お前、面白すぎ」
「だって、いつも匡の寝言は長谷川さん絡みだよ」
私の指摘に彼はもっともらしい言い訳をする。
「それは長谷川がいつも迎えに来るからだ。お前が来る前は、寝室まで起こしに来たし」
「ふーん」
そう返したが、やっぱり怪しいと思ってしまう。
「お前、もう七時過ぎてるけど、大学は大丈夫なのか?」
「今日は午後からなの。すぐに朝食作るね。匡が遅刻しちゃう」
ベッドを出て洗面所に向かい軽く身支度を整えると、キッチンに行って朝食を準備する。