一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
「親父は明日から出社するから、明日の夜はうちに帰ってゆっくりできるかもな」
「それなら鍋でもしようかな」
フフッと微笑んだら、「鍋いいですね」と長谷川さんが相槌を打った。
「じゃあ、長谷川さんも一緒にうちで三人で忘年会にしましょう!」
私の提案に匡は苦笑いする。
「うちでって……お前すっかり女主人だな」
その後ふたりが出て行くと、家事を済ませて宅配業者を呼び、まとめておいた荷物の集荷をしてもらった。
今日は十二月二十一日。
明日忘年会をして、次の日の朝ここを出て行こう。
匡とずっといたくてズルズル延ばしてしまったけど、もうこれ以上はダメだ。
余命宣告されたその日になってしまう。
匡が深夜までいないから、荷物整理も進めやすいし、彼にも気づかれにくい。
明日は楽しい忘年会にしよう。
鍋にはなにをいれようか?
豪華にカニとか?
長谷川さんも来るなら日本酒も用意しようかな。
「それなら鍋でもしようかな」
フフッと微笑んだら、「鍋いいですね」と長谷川さんが相槌を打った。
「じゃあ、長谷川さんも一緒にうちで三人で忘年会にしましょう!」
私の提案に匡は苦笑いする。
「うちでって……お前すっかり女主人だな」
その後ふたりが出て行くと、家事を済ませて宅配業者を呼び、まとめておいた荷物の集荷をしてもらった。
今日は十二月二十一日。
明日忘年会をして、次の日の朝ここを出て行こう。
匡とずっといたくてズルズル延ばしてしまったけど、もうこれ以上はダメだ。
余命宣告されたその日になってしまう。
匡が深夜までいないから、荷物整理も進めやすいし、彼にも気づかれにくい。
明日は楽しい忘年会にしよう。
鍋にはなにをいれようか?
豪華にカニとか?
長谷川さんも来るなら日本酒も用意しようかな。