一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
3,新生活、始まりました
「う……ん」
寝返りを打って、違和感を覚えた。
あれ?
いつも使ってる抱き枕がない。
手探りで周囲を探すが、どこにもない。
おまけにベッドが今日は広いよう……な。
目を開けたら、そこは昨日チラッと見た匡の寝室だった。
キングサイズの大きなベッドにひとりで寝ていてムクッと起き上がる。
ああ、そうか。
もううちじゃないんだった。
リビングのソファにいたはずなのに、いつの間にか匡のベッドで寝ていたということは、彼が運んでくれたのだろう。
この家にベッドはひとつだけだから、匡はリビングのソファで寝たのかな?
なんだかんだ言っても匡は優しい。
布団に頬ずりすれば、微かに彼の匂いがした。
どこかセクシーでそれでいて甘い香り。
「今何時だろ?」
時計を探して視線を彷徨わせれば、ベッドの上の棚にデジタル時計があった。
時刻は午前六時五分。
どうやら寝坊はしていないようだ。
寝返りを打って、違和感を覚えた。
あれ?
いつも使ってる抱き枕がない。
手探りで周囲を探すが、どこにもない。
おまけにベッドが今日は広いよう……な。
目を開けたら、そこは昨日チラッと見た匡の寝室だった。
キングサイズの大きなベッドにひとりで寝ていてムクッと起き上がる。
ああ、そうか。
もううちじゃないんだった。
リビングのソファにいたはずなのに、いつの間にか匡のベッドで寝ていたということは、彼が運んでくれたのだろう。
この家にベッドはひとつだけだから、匡はリビングのソファで寝たのかな?
なんだかんだ言っても匡は優しい。
布団に頬ずりすれば、微かに彼の匂いがした。
どこかセクシーでそれでいて甘い香り。
「今何時だろ?」
時計を探して視線を彷徨わせれば、ベッドの上の棚にデジタル時計があった。
時刻は午前六時五分。
どうやら寝坊はしていないようだ。