一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
「今日からバイトなんだ。優里は院に進んだし、これからも会えるね。なに食べる?」
席を立ち、優里とともに食券を買いに行く。
「私はカルボナーラにしようかな」
「私も同じのにしよう」
食券を買って、トレーにパスタを乗せると、優里と向かい合って席に着いて、ふたりでいただきますをして食べ始める。
「今日は実家から来たの?」
フォークにパスタをくるくる巻きながら彼女が私の方を見た。
「ううん。直君のお兄さんのとこから」
パスタをフーフーしながら答えたら、優里は急にテーブルに身を乗り出した。
「え?それって璃子がずっと片思いしてた?」
匡のことはよく彼女に話して聞かせていた。
「そう。押しかけ女房しちゃった……って言っても、告白はしてないけどね」
フフッと笑みを浮かべる私に優里は微笑み返す。
「だからそんなウキウキした顔してるんだ」
「そんな顔してる?」
「めちゃくちゃ幸せそうな顔してる。直君のお兄さんって凄いイケメンなんでしょう?」
席を立ち、優里とともに食券を買いに行く。
「私はカルボナーラにしようかな」
「私も同じのにしよう」
食券を買って、トレーにパスタを乗せると、優里と向かい合って席に着いて、ふたりでいただきますをして食べ始める。
「今日は実家から来たの?」
フォークにパスタをくるくる巻きながら彼女が私の方を見た。
「ううん。直君のお兄さんのとこから」
パスタをフーフーしながら答えたら、優里は急にテーブルに身を乗り出した。
「え?それって璃子がずっと片思いしてた?」
匡のことはよく彼女に話して聞かせていた。
「そう。押しかけ女房しちゃった……って言っても、告白はしてないけどね」
フフッと笑みを浮かべる私に優里は微笑み返す。
「だからそんなウキウキした顔してるんだ」
「そんな顔してる?」
「めちゃくちゃ幸せそうな顔してる。直君のお兄さんって凄いイケメンなんでしょう?」