キミからの「好き」って、信じていいの?
「わぁ〜〜っ、超可愛いっ!」



私は恥ずかしさをおさえながら、真凛の元へと戻った。



真凛が私に渡したのはメイド服だった。



しかも、めっちゃフリルやレースがついた可愛いもので。



こんな可愛い服、私には絶対に似合わないよ!!



もちろん、自分ではそう思ったけれど真凛にお仕事だと念を押されてしまったために私はしかたがなく一度は着て、それを真凛に見せてすぐに脱ぐつもりだったのに……。



真凛は私がメイド服を着ているところを見せてしまった。



「うわ、姫内さんめっちゃ可愛い……!」



「まじで天使……!あんなメイドがいたらその店通うわ」



「桃音ちゃんめっちゃ可愛いね!こんな服似合うの桃音ちゃんくらいだよね〜」



男子にも女子にも大絶賛されてしまって。



着替えるにも着替えられない状態になってしまって……。



「真凛っ、私が脱がないように計画したね!?」


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