殺し屋の恋
殺しと裏切り物
ネオンがキラメく街並みを私は愛用のスコープから
眺めていた。
prrrr
スマホの着信が緊張を解く
「はい、kです。」
「よう、ターゲットは現れたか?」
「いえ、集会の時間まで10分ですのでって報告しましたよね?」
「…そうだっけ?まいいや仕事よろしくk」
「はい」
pii!!
…ちっ!!
いい雰囲気を壊しやがって
うちの上司ときたらは~…イラつく!
「そろそろ時間か…はぁ~っ!!」
私はライフルを構えなおしてスコープを覗く。
…来たっ!!
片耳に付けたイヤホンから会議の内容が聞こえる。
なるほど、これは上司に報告するか
さていい声出して死んでよねww
パンッッ!!
”ぎゃやややややや”
「汚い声」
私はそうつぶやきその場を後にした。
< 1 / 11 >